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LLPエコデザイン研究所 設立趣旨

昨今、地球環境対応型製品開発、つまり、製品の企画・設計から資源・エネルギー調達、部品材料調達、生産加工、物流、販売、使用・消費、回収、再利用、再生加工生産、廃棄に至る製品ライフサイクルの全行程を通して、地球環境に対する負荷を最小限にとどめる製品開発手法の導入が強く求められています。

その背景には、家電リサイクル法案の成立、公共団体や企業におけるグリーン調達の普及、環境マネージメントに関する国際標準であるISO14000sの取得など内外の環境意識と社会環境条件の急激な変化があります。また、今後も環境ラベルをはじめ、製品の環境評価基準の国際標準化の動きなどもあり、企業体質、生産態勢、設計方法を改善し、製品及びサービスの環境適応化を進めることが、国際的なグリーン・コンシューマ市場で生き残っていく唯一の方法であると言っても過言ではないでしょう。

近年、我が国の大学や公設の研究機関をはじめ、シンクタンクなどでも循環型社会対応技術の研究が盛んになりつつあります。1999年2月には環境調和型製品設計を柱とした循環型産業経済社会の実現に向けた初の国際会議、EcoDesign'99が開催されました。

株式会社オープンハウスでは1989年以来エコ・デザインフォーラムを主宰し、デザインとエコロジーの関わり方に関する研究および実践活動を続けて参りましたが、この度、より総合的かつ専門的なコンサルティングの要請に応えるべく、1998年10月よりエコデザイン研究所を開設することにいたしました。

眞にエコロジカルな社会の実現のためには、文明社会に生きる我々の消費行動を促す価値観そのものを見直し、新たな価値観にもとづいた魅力ある商品を企画・開発していく必要があります。エコデザイン研究所では環境調和型設計技術をベースに製品を「どう作るべきか」を考えると共に、新しい社会生活環境に求められる「何を作るべきか」をテーマに広義のエコデザインについての研究と提案を行います。

所長:
益田 文和

顧問:
赤池学 ユニバーサルデザイン研究所所長
山本良一 東京大学生産科学研究所教授

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